– Macのアプリケーション一覧から「システム環境設定」を起動
以下の手順で順番に実施する。
1.MySQLを停止する
– Macのアプリケーション一覧から「システム環境設定」を起動
– MySQLのアイコンをクリック
– 「Stop MySQL Server」のボタンをクリック
– パスワードの入力を求められたら、Macにログインする時のパスワードを入力する
– 「The MySQL Server Instance is stopped」と表示されれば停止OK
– ※ 起動していない場合は必要なし
2.Macのアプリケーション一覧から「ターミナル」を起動
以降の#文字で始まる行は、#文字以降のコマンド部分をターミナルに入力してEnterする。
3.MySQL本体とエイリアスの削除
– 以下のコマンドを投入してファイル一覧を確認
# ls /usr/local
(Enterすると、以下のようなファイル一覧が表示されるが、内容は環境によって異なる)
CODEOFCONDUCT.md include
Cellar lib
LICENSE.txt mysql
Library mysql-5.7.15-osx10.11-x86_64
README.md opt
bin remotedesktop
etc share
– ファイル一覧に「mysql」というファイルがあれば、以下のコマンドを投入してファイルを削除する
(投入コマンド)
# sudo rm -rf /usr/local/mysql
→Password:と表示されたら、Macにログインする時のパスワードを入力する。
パスワード文字を入れても何も反応がないように見えるが、実際には文字は入力されているので
そのままパスワード文字を入れてEnterする。
正しいパスワードを入れたら、成功しても何も表示されず、再度入力待ちになる。
– ファイル一覧に「mysql-X.X.X-XXXX-XXXXX」というファイルがあれば、
以下のコマンドを投入してそのファイルを削除する。
(コマンド例)
# sudo rm -rf /usr/local/mysql-5.7.15-osx10.11-x86_64(ファイル名は環境によって異なる)
→「mysql-X.X.X-XXXX-XXXXX」は環境によって異なる。
ファイル名は環境によって異なるので、コマンド例をそのままコピペするのではなく、
前述のlsコマンドで表示されたファイル名を指定すること。
前述の例であれば「mysql-5.7.15-osx10.11-x86_64」となる。
– ファイルが削除されたか確認
# ls /usr/local
CODEOFCONDUCT.md include
Cellar lib
LICENSE.txt opt
Library remotedesktop
README.md share
bin
etc
→このように、「mysql」で始まるファイルが消えていればOK
※完全アンインストールを目指すなら、
– /Library/LaunchDaemons/com.oracle.oss.mysql.mysqld.plist
– /Library/StartupItems/MYSQLCOM
– /Library/PreferencePanes/MySQL.prefPane
– /Library/Receipts/mysql*
– /Library/Receipts/MySQL*
– /private/var/db/receipts/*mysql*
– /var/db/receipts/*mysql*
– /etc/my.cnf
– /etc/mysql/my.cnf
– /usr/local/etc/my.cnf
– ~/.my.cnf
等も削除対象となるが、再インストールを前提とするなら、
今回指示した「/usr/local/mysql*」を削除するだけで十分と思われる。
4.Macを再起動する
Macの画面上部メニュー 最左のアップルマーク – 再起動
を選択してMacを再起動する
5.カリキュラムの手順書に従い、MySQLの最新版をダウンロードして再インストールする。
※再インストール時のアドバイス
– 再インストール時に表示された初期パスワードは、Oと0や、Iとl等の見分けがつきにくい
文字があるので、表示されたパスワード文字を範囲選択して、テキストエディタにコピペしておくのがお勧め。
– 初期パスワード変更コマンド
「mysqladmin -u root password ‘newpassword’ -p」
の「newpassword」の部分は、新しいパスワード文字を指定する所なので、
自分が決めた新しいパスワードに変更して入力する。
このコマンドを起動すると「Enter password:」と表示され入力待ちになるので、
そこに現在のパスワード(インストール直後は初期パスワード)を入れる。
パスワード変更が成功すると、以下のようなメッセージが表示される。
—
mysqladmin: [Warning] Using a password on the command line interface can be insecure.
Warning: Since password will be sent to server in plain text, use ssl connection to ensure password safety.
—
このメッセージは、本格的なデータベースサーバーを構築する場合の注意事項であり、
今回は自分のPC内でローカルにMySQLを使ってSQL文の勉強をするだけなので
特に気にする必要はない。